昔からものづくりが好きだったので、工業高校の機械科に進み、そのまま、浜松にある専門学校に入ってCADの勉強をやっていました。機械設計が専門だったのですが、近い業界である電気の分野の企業に何となくエントリーしたことがキッカケです。会社見学をしてみると職場がものすごくきれいだったのが印象的ですね。あと、入社してからも本人の希望や適性にあわせて、部署の異動を申し出ることができる、と人事の方から説明があったのでとても安心したことを覚えています。実際、入社当時は品質保証部に配属だったのですが、私の希望もあり、2年前から営業部に所属して、今まで以上に楽しんで仕事をしていますよ。

　　部署にもよりますが、出張ベースで海外に行くことができるというところですね。私は品質保証部にいたときには多いときで2ヶ月に1度くらいのペースで海外出張に行っていました。出張先は韓国、台湾、タイなどです。普段は国内とのやりとりが多いのですが、定期的に海外にいくことで、日本国内では味わうことができない経験を積むことが出来ます。日本と海外ではものづくりに対する考え方も違いますし、製品に関する知識、取り扱い方法も国によって少しずつ違います。そういったギャップを業務を通じて体験しつつ、纏め上げられる力をつけることができますので、とてもやりがいがありますね。

　一番最初に苦労したのは、お客様のトラブル対応です。実際に現場に行って製品を見て、その日の内に対応しなければならないことも多々ありました。それも、1個2個とかではなく、何十個もあるときがある。始めは業界知識もなく、用語すら分かりませんでしたから、とにかく時間がかかりました。でも、先輩が実際の現場で、トラブルの対応方法や、実際の修理の方法を実演で指導してくれたので、何とか自分ひとりでも対応ができるくらいまで成長しました。
　あとは海外とのやりとりで英語が必要だったので苦戦しましたね(笑)。これは今でもなかなか克服できていないのですが、昔よりはうまくなったと思いますよ(笑)。

　　今後は国内だけではなく、海外の取引先も増やしていきたいです。品質保証部時代に現場で培った技術知識や経験、国内のお客様への多くの実績をいかして海外顧客の開拓を進めていきます。
　また、プライベートでは旅行が好きなので、色んな国に行ってみたいですね。そのためにも語学力が必要になるので、やっぱり英語の勉強はやらないとダメですね。仕事もプライベートを共に充実させ、会社もどんどん大きくしていくというのが私の目標です。